相手のパンチが届く距離はどこまで?自分が攻めるなら、あと一歩近づくべき?ボクシングでは、パンチの打ち方だけでなく、相手との「距離感」が大きな意味を持ちます。
金沢市新神田のTODA BOXING GYMでおこなっている「タッチゲーム」は、そんな距離感や攻防のスピードを意識できる実戦練習です。相手の胸や腹、上腕などに、防がれずきれいに触れられたら1ポイント。前回はゲームのルールをご紹介しましたが、今回は一歩踏み込んで、その駆け引きに注目します!


あと一歩が遠い?近い?距離を読む面白さ

相手に触れようとして手を伸ばしたのに、あと少し届かない。逆に近づいた瞬間、先にタッチされてしまう。タッチゲームでは、そんな場面が起こり得ます。
大切なのは、ただ勢いよく前に出ることではありません。相手がどこにいるか、自分の手が届くか、相手の手は届くか。距離を見ながら動く必要があります。
スパーリングなどとほぼ同じ距離感や動きで取り組むからこそ、ゲームで感じる「届く」「届かない」は実戦にもつながる重要な感覚です。いつ踏み込むか、いつ離れるか。その判断が一つ変わるだけで、得点のチャンスも変わります。手が届くと思った瞬間に相手が離れることもあり、距離を測る難しさを実感できます。


攻める瞬間こそ、守りを忘れない

「今なら胸にタッチできそう!」と思って手を出したとき、相手もこちらを狙っているかもしれません。攻めることだけに集中すると、別の場所を触れられる可能性があります。
そこで必要になるのが、攻撃と防御の切り替えです。相手の動きを見てタッチを防ぎ、隙が見えたらこちらから狙う。攻める、守る、また攻める。その繰り返しには、素早い反応が求められます。
ただし、速く動けば必ずポイントが取れるわけでもありません。相手がどこを守っているかを見て、狙う場所を変える。少し待ってから動く。そんな工夫も駆け引きの一部です。相手がいるからこそ、毎回同じ答えにはなりません。


足を動かすと、攻防の景色が変わる

タッチゲームでは、上半身だけでなく足の動きも重要です。相手に近づくための一歩、タッチを避けるための一歩。前後に動くだけでも、二人の距離は変わります。
さらに、ラウンドが進むと太ももへのタッチや足を踏む動きも得点対象に加わります。胸や腹だけを警戒していたときとは違い、今度は足元にも注意を向けなければなりません。
上を守ろうとすると下が気になる。下を意識すると、上へのタッチが気になる。狙える場所が増えるほど、相手の動きを見る難しさも増していきます。だからこそ、一歩の使い方や身体の向きまで考えたくなるのです。


正解が一つじゃないから、何度でも挑戦したくなる

タッチゲームの面白さは、相手によって展開が変わること。同じ場所を狙っても、うまくいくときと防がれるときがあります。思い切って踏み込むのか、相手の出方を見るのか。次のラウンドでは、違う作戦を試してみたくなるでしょう。
負けた側には腕立て伏せなどのペナルティもあるため、ポイントを競う緊張感も生まれます。ただ勝ち負けを楽しむだけでなく、「なぜ届かなかった?」「どうすれば防げた?」と考えることが、次の動きを工夫するきっかけになります。
TODA BOXING GYMでは、こうしたゲーム形式の実戦練習を取り入れています。金沢でボクシングを学びたい方、さらに技術を磨きたい方は、パンチを打つ練習とは違う、距離とタイミングの奥深さにも目を向けてみてください!

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